DeFiは銀行とどう違うの?

DeFiとは銀行を介さずに金銭のやり時ができるようになる金融システムのことです。通常振り込みをしようとすると銀行の営業時間内でないとできない為、振り込まれる日時が遅くなったり手数料を取られたりします。それは銀行が自分の代わりに振り込み業務をしてくれているからです。DeFiは銀行を間に挟まないので銀行よりも安い手数料で、しかも時間を気にせずいつでも相手に振り込むことができます。手数料が安くなってすぐに振り込めるようになったネットバンクと言えばわかりやすいと思います。

便利ですがデメリットもあります。まず取り扱いを慎重にしないといけない点です。もし違う相手に送金した場合は間違えた相手に連絡して返金してもらうように交渉しないといけませんし、間違えて送った先に相手がいなかった場合、送金した分の金額は返金してもらえずにそのまま喪失される可能性が高いです。銀行を挟まず取引することになるので、送金ミスが大きい問題になりがちです。おまけに自分で用意した口座にログインする為のパスワードを忘れてしまった場合、再発行できないので口座に入っているお金はそのまま紛失することになります。今後より使いやすくなっていくかもしれませんが、現段階では取り扱いは慎重に行う必要があります。

次にハッキングのリスクに晒されるということです。銀行を利用していて金銭的な問題があった場合は銀行がある程度保証してくれますが、DeFiの場合は保証制度がないので成す術がありません。

万が一のデメリットが大きいような感じがしますが、送金ミスに関しては一度少額を送金し、送金されたのを確認してから残りを送金するという方法をとればかなり軽減できるようになるのではと思いました。セキュリティー面がもう少し改善されて安心して使えるようになると、世界中の人達が利用することになるかもしれないので、海外の人達と気軽に売買できるようになるかもしれないと考えると、DeFiは世界的に利用されるようになってほしいなと思いました。

ちなみに金融とは「金銭を融通する」の略。金融業とは貸付業のこと。金融機関とは金融に関する業務を行うところで、銀行や信金、証券会社がこれにあたります。

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