栗の木を植えてから考えておいた方が良さそうなこと

今年の四月頃に購入した栗の苗木が基本的に放置していても目立った問題がなかったことから、来年も同じような経過を辿ることが予想されるので、栗の苗木自体はあまり気にしなくても育ってくれそうです。他に必要なことは雑草対策、獣害対策をするかどうかの二点でしょうか。

雑草対策は草刈り機を都度かけるか除草剤を考えていますが、まず緑肥を試してみる予定です。緑肥は成長してから刈り取りそのまま放置しておくと自身が肥料になったり、成長する過程で土壌に栄養素を補給してくれるというものです。また特殊な成分を土壌に分泌したり、密生したりすることで雑草を生えにくくするものもあります。これがうまく使えたら除草に加え土壌改良にもつながるので便利です。ネットで検索したところ、緑肥を栗農園で利用しているところを発見することができました。そこでは栗の収穫時期になると丁度枯れて平らになり、栗拾いしやすい状況になっていました。私もこうなれることを目指して緑肥を試してみたいと考えています。

次に考えておくことが害獣対策です。狸やハクビシン、イノシシといったところでしょうか。少しくらいなら食べてもらっても構わないのですが加減なんて知らない相手なので、防獣フェンスが一番確実だと思っています。しかしフェンスとなると手間と費用が掛かるので、ひとまず獣の嫌う液体を染み込ませたロープに鳴子をつけたものでも用意しようかなと考えています。四本程度植えだけなので獣害対策はしなくてもいいかなとも思っていますが、もし本数を増やす場合は大変だとしても防獣フェンスを設置する覚悟はしておくとしましょう。

思い付きで栽培してみようと思った栗なので、楽に育てて手軽に秋の味覚でも楽しめたらなと思って始めようとしているところですが、果たしてどこまでやれるでしょうか。うまくいったら毎年収穫できる美味しいものなので、何かに役立てることも考えておいた方がいいかもしれませんが、それはまたおいおい。

そういえば小さい頃に栗林にクワガタを捕まえに行ったことがあります。四本とはいえ植えておいたら捕まえられたりするんでしょうか。立派なノコギリクワガタとか久しぶりに見てみたいものです。

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