メタバースがこれから勢いのある分野だと思って色々検索してみると、肯定的な意見があるものの、中にはメタバースは失敗するとか無理といった否定的な意見が散見されました。気になったので否定的な意見がなぜあるのか調べてみました。
否定的な意見でよく言われているのは、
・セカンドライフの二の舞になる。
・ハッキングの可能性がある。
・利用場面はゲームだから。
というものでした。一つずつ見てみましょう。
セカンドライフとは2007年頃人気になったもので、仮想空間内で会った人とコミュニケーションをとったり、円やドルをセカンドライフ内で流通している通貨と交換してアイテムの売買をしたりと経済圏を持ち、日本でも国内企業が参入するほど話題になりました。しかしセカンドライフを利用するにあたってパソコンのスペックが求められたことや接続遅延が発生し、それに加えてSNSが台頭してきたことで利用者が減り衰退していきました。衰退したセカンドライフはメタバースだから今回のメタバースも失敗に終わると考えたというところでしょうか。
次にハッキングの可能性についてですが、これは常にオンラインになっている関係上避けられないところなんだそうです。過去に海外の仮想通貨取引所がハッキングにあい数億ドルもの損害を受けた事例があるので、メタバースを利用する以上は付きまとう問題だと思われます。
最後に利用場面はゲームだからということについて。実際に人気のあるメタバースといえばあつまれどうぶつの森やthe sandboxなどです。メタバースという言葉が注目を浴び始めている時にこれらが流行したので、メタバースはゲームという認識になりゲームだから流行しない、失敗すると考えられているようです。
メタバースが失敗すると考えられている理由のうち、ハッキングに関しては可能性をゼロにすることは難しいらしく、被害にあわないようにする為に自衛手段を考えておく必要があると書かれてことが多かったですが、他の二つに関しては状況が変わってきていました。
現在はネット環境が当時より随分改善されており、パソコンのスペックも上がってきているためセカンドライフの二の舞になる可能性がかなり低くなっています。またメタバースはゲームだけでなすオフィスやライブ、買い物などにも利用されてきておりゲームだけとは言えない状況になっています。これらのことからそれほど悲観せずに、試しにこの流れに乗っかってみようかなと考えても良いんじゃないかなと思いました。
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