この勉強法を試したところ、危険物乙四に一発合格できました。

取得できるなら国家資格は取っておいた方がいいというのを聞いたことがありませんか?

民間の資格と違ってしっかり勉強した人だけが取れるものだし、持っていると就ける仕事の幅が広がったり給料が上がったりして有利というようなことを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

私もそういうことを言われて育ったので資格には前々から興味がありましたが、なんとなく面倒に感じていたし何より勉強してもすぐに飽きるだろうなと思っていたので、ずっと手を付けずにいました。それなのに社会人になってしばらくしてから資格取得を目指して独学で勉強したところ一発で合格できました。これには自分でも素直に嬉しくて自分で自分を思いっきり褒めました。勉強した期間は二か月、勉強時間は主に休日の日に二時間程度、取得目的は前々からなんとなくやってみようかどうしようかと思っていたので。こんな私が国家資格を取得することができた勉強法の説明をします。資格取得時期は2022.01なので、この勉強法がしばらく通用すると思います。興味ある人は試してみてはどうでしょうか。

勉強するために用意したものはテキスト一冊、ペン一本、紙。使用したテキストは「乙種四類 危険物取扱者試験 2021年版」一冊。私は文系の人だったので解説と問題がセットになっているものを選びました。紙はテキストの問題を解くときに使用するものなのでなんでもいいです。私は家にある何かの広告用紙の裏を使いました。

勉強期間二か月、勉強時間は二時間。こう決めたのは一か月だと集中して勉強する必要があり、三か月だと逆に勉強期間が長くてダレルだろうなと思ったからです。勉強するときは書いて覚えようとはしませんでした。ネットで過去問を見るとわかるのですが、出題される問題は基本的に知っているかどうかを問うものです。繰り返すほど覚えやすくなるので書くよりも読むことにしました。

一週目はテキストの書いてあることを自分で理解できているか確認するために読むつもりで流すように読み、問題はテキストを見ながら解いて答えを確認します。一週目は覚えようとせずに自分が理解できているか、危険物乙四の分野で独特な言い回しなどあってもついていけているかに重点を置きました。

この一週目の方法だと各項目をどんどん読み進められるので、読破ページが増えていき達成感を味わうことができて飽き性な私には丁度良く、「勉強を続けていけるか」という心理的不安を軽減するのにもかなり役立ったと思います。

二週目はテキスト文を読むときにできるだけその風景をイメージするようにしました。文章だけよりも絵や映像があると記憶の定着が向上するからです。それから問題を解き答え合わせと解説を読みます。答えの解説を読んでもわからないところは飛ばしました。

三週目までくると一通り頭に入ってきていたのでわかっているところは飛ばしました。わかりづらいところ、わからないところを重点的にやりました。

危険物乙四は法令、物理化学、危険物の性質・火災の三パートに分かれています。繰り返し読むときは法令を三周したら物理化学を三周、それから危険物の性質・火災を三周とパートごとに分けてやりました。

テキストを読むときの場所ですが、私は車の中でずっと読んでいました。読むだけならどこでもできるので集中しやすいところと考え車に落ち着きました。少し遊び心を出して林や郊外の駐車場、あまり人の来ないような施設の駐車場など普段そこを目的としていかないような場所を選んでいたような気がします。

テキストを休日の日中にしているときにずっと頭にあったのは物理化学の分野ができるんだろうかということでした。ふと思ってユーチューブで危険物乙四を検索してみると幸いなことに解説動画があったので色々見てみると解説動画だけあってとても分かりやすいものが多くありました。その中で見やすそうなのを一つ選んで夜に一本見るようにしました。この解説動画は何となく苦手意識のあった物理化学を理解するのにとても役立ちました。

こうして仕事の休日のみ二か月勉強したところ見事合格できました。自分で考えたやり方で合格したのもあって一人でガッツポーズをとるくらい嬉しかったです。

仕事柄この危険物乙四が何か役に立つかというとそんなことはないので、資格を取得したからと言って会社でなにかが変わったということはありませんでしたが、思い付きで始めたことでも自分で決めて挑戦して結果を残せたというのは十分な自信になって良かったと思っています。少しだけ話のネタにはなりました。

乙一から乙六まである危険物取扱者試験の合格率はそれぞれ63%程度あり、乙四だけ合格率40%程度と低くなっています。これは危険物取扱者試験を受ける時にまず乙四から始める為、付き合いや何となくで受ける人も結構いるからです。勉強していない人も含めた合格率なので、勉強さえしてしまえば63%程度で合格できるはず。試してみようかなと思っている人がもしいたら、受験勉強方法の選択肢の一つとしてこれを入れてみるのはどうでしょうか。受験合格の一助になれば幸いです。

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